"m3i zero山梨県立大は11日、2月25日にあった前期入試(面接)で、受験生が受験番号を間違えたまま試験を受け、欠席した別人に合格通知を発送するミスがあったと発表した。受験番号の印字が不鮮明だったことが原因で、大学は正しい合格通知を発送し直した。

 ミスがあったのは、国際政策学部の入試。5桁の受験番号の末尾が「38」だったが、印字に薄い部分があったため、受験生が「33」と誤った。事務員が顔写真の照合をしていたが、辺野古移設へ「前進」も、ハードルはなお高く別人と気づかなかったという。

 大学は欠席していた「33」の受験生に合格通知を出したが、この受験生から「欠席したのに合格通知が届いた」と連絡があり、ミスが判明。実際に試験を受けた「38」の受験生を合格とした。

 県立大では12日に後期入試があるため、受付で受験番号や氏名を記入してもらう「当日受験確認票」を急きょ作成し、来年の入試からは受験番号を押すスタンプを買い替えるという。

<柏タカシマヤ>エスカレーターに猫や鳥の死骸 今年2回目"